日本男子ツアー史上8人目のアマチュア優勝を狙う早大3年の中野麟太朗にインタビュー「『文武不岐』が座右の銘」スポーツ報知 日本ゴルフ協会(JGA)のアマチュア日本代表メンバーの中野麟太朗(20)=早大3年=が 、日本8人29日開幕の男子プロゴルフツアー
、男ツ3年フジサンケイクラシック(山梨・富士桜CC)に出場する。アーアマチュにインタビュ27日までにスポーツ報知のインタビューに応じ、史上勝を1973年のツアー制施行後、目のの銘史上8人目のアマチュア優勝への思いや、ア優野麟オーストラリア 発祥 の スポーツ文武両道の大学生活を語った
。狙う(取材・構成=富張萌黄) ******** 大学生アマ・中野が思い出の富士桜CCに帰ってきた。早大の中座右昨年のフジサンケイクラシックではツアー参戦5試合目で初の予選通過
。太朗初日を67と1打差2位で滑り出し
、ー文武ツアー屈指の距離の長い難コースで優勝争いにも加わって15位でベストアマを獲得
。岐が大きな注目を浴び 、日本8人手応えも感じた。男ツ3年 「一番最初に出た(日本ツアーの)試合が(2022年11月の)マイナビABC(選手権で予選落ち)だったんですけど 、アーアマチュにインタビュ経験もそうですけど、史上勝をアマチュアとは比べものにならないショットの精度の差、パターも全てにおいて、こんなにも自分は離れているんだなと、最初は感じていた。(フジサンケイ)前の4試合のおかげで
、ようやく(プロの)背中が近くに見えてきた」 今年4月のツアー開幕戦の東建ホームメイトカップでは、nhk スポーツ ニュース 時間開幕初日に1イーグル、8バーディー 、ボギーなしでアマチュア史上最少スコアに並ぶ「61」をマーク
。プロの大会では自己最高の4位に入った。 「本当の最善を尽くした4位だったので
、あれ以上の結果は出せないくらいすごく良かった。東建までに積み重ねてやってきた過程がすごく合っていたというのは確認できた」 今年からアマチュア日本代表メンバーとなった
。1月はニュージーランド 、オーストラリアと南半球で合宿を行った。オーストラリアでは昨季の日本ツアー賞金王の中島啓太(24)と練習
。技術面以外にも学んだことは多かったという
。 「ゴルフというよりは、日常生活がやっぱりすごい。自分に必要なことを、毎日積み重ねることが当たり前の習慣になっているというのがすごかった。自分は『やらなきゃ』で 、やっていたことが
、この人たちは当たり前なんだなと 。尊敬します」 7月からはアメリカに3週間滞在。全米アマチュア選手権など2試合に出場した
。将来は米ツアー挑戦も視野に入れている20歳の若武者
。学生時代から海外に行ける環境にありがたみを感じている。 「中島啓太さんもそうですけど 、(欧州ツアー1勝で21歳の)久常涼さんだったり
、近い世代の人たちがどんどん海外に出て活躍するのが自分にも刺激になる。自分も2年後くらいにはああいう立場にいられるようにするには、何をしないといけないのか
、というのは見えてくる。それに向けて先輩たち
、啓太さんともその時(オーストラリア)には、色々コミュニケーションが取れて面白かった 。ナショナルチームでは日本にいたらわからないことも教えてくれる。自分にとってはありがたいところなので、積極的に活用していきたい」 ゴルフを離れれば早大スポーツ科学部の3年生 。現在はゼミでの発表に追われている
。座右の銘に「文武不岐(ぶんぶふき)」を掲げ、競技との両立を図っている
。 「『文武不岐』は
、(早大ゴルフ部の斉野恵康)監督が教えてくれたんですけど。『文武両道』だと両方頑張ってやるんだよっていうイメージなんですけど、不岐だと勉強で学んだことがゴルフにも生かせるし
、ゴルフで学んだことが勉強に生かせるという 、両方が相互していい影響を及ぼすっていうので。今の自分にとってはとてもいい言葉だなと思って。(競技と勉強の両立は)最初は大変だと思っていたんですけど、学生ゴルファーっていうのはそうあるべきだと思いますし、中学、高校と続けてきたことなので、大変を越えて当たり前みたいな感じ 。空いている時間でゴルフもできなければ
、移動の間は課題がたまってないかなと思って 、寝るっていうよりは(課題を)やったり
。自分がプロになったら味わえない経験だと思うのでそれを今は楽しんでいます」 今年の最大の目標は、アジア太平洋アマチュア選手権優勝だ 。今年は10月に静岡・太平洋C御殿場Cで開催される。優勝者には来年4月のメジャー、マスターズの出場権が与えられるため、ビッグチャンスを虎視たんたんと狙っている
。 「日本で開催されるチャンスが自分の最後の年に回ってきた 。それを勝って、マスターズに出ている選手が日本では(松山英樹、金谷拓実、中島と)3人も偉大な先輩方がいらっしゃるのを見て、そういう選手に自分もなりたい。マスターズの舞台に立ってみたい
。プロになったら(世界ランク50位以内の出場資格など)険しい道のりになると思うので、アマチュアでいけるチャンスを取りたい」 身長185センチで平均飛距離は世界基準の300ヤードを超える期待の大型アマ。学生最終年となる25年に向けた夢も既に見据えている。 「アマチュアの間にプロのツアーで優勝。あとは、早稲田ゴルフ部を日本一にしたいっていうので今頑張っている 。達成するのは一日一日を勉強もそうですけど、部活を集中して行わないとできないと思ってますし、自分がプロになった後でも残る財産になると思うので、やっぱり目標はもちろん、過程を大事にしていって
、将来は世界で活躍するプロゴルファーを目指して頑張りたいと思います」 無限の可能性を持つ20歳はまずは今週、日本ツアーの舞台で再び輝きを放つ
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